【イタリア・クロアチア・モンテネグロ】2018年9月 ③アルベロベッロ・バーリから夜間フェリー
バーリからアルベロベッロへ日帰りで行き、その後バーリの港からフェリーに乗り夜通しかけてモンテネグロのバールへ…。
移動
バーリ -> アルベロベッロ
ホテルをチェックアウトし、荷物を持って Bari Centro 駅へ。荷物は1番ホーム付近にある預り所で預かってもらえます。
バーリからアルベロベッロまでは、Bari Centro 駅から FSE の電車で1.5時間…という前情報は調べてありました。ですが、この「FSE の電車」が超難しかったです。
下記の2点がマストでした…
・事前に切符の買い方を念入りに調べる
・事前にアルベロベッロまで直通の電車の時刻表を調べる
時刻表は FSE 公式サイトで調べられます。
買い方ですが、Bari Centro 駅 1F 中央の切符窓口は超絶混雑しています。
ここでも買えましたが、最も良いのは、FES の窓口で買うことです。
<窓口の行き方>
FERROVIE SUD EST の案内を追いながら階段で下に降り、突き当たりの一つ手前の右手の階段を登ります。そこに窓口と、電車のホームがあります。なお登るべき階段のところには、「FERROVIE SUD EST」の表示があります。
これ↓
まあ、色々戸惑って時間をロスしましたが、とりあえず電車に乗り1時間…
ここはどこ
Putingnano という駅です。知らんがな。でも電車もう動かん。
ここで30分ほど待ち、きた列車に乗り換えなきゃいけなかったようです…。直通をうまく逃した私が悪いんですが。こういうパターンもあるのでお気をつけください。
さて、紆余曲折あり、念願の
アルベロベッロ
駅からこのトゥルッリゾーンまでは歩いて10分しないくらいです。観光地ゾーンには、駅から出て左の道を行くと良いです。(カフェを挟んで2本あるうちの左)
wikipedia 曰く、「この辺で主流だった石灰岩を使った様式 + 壊しやすい形を追求」の結果がこれだそうです。
ちっちゃくて屋根がもてっとしてて可愛いです。
カフェとか行きたい〜ワインバーとか〜と思ってましたが、私のスケジューリングがくだくだだったせいで正味30分ほどしかいれませんでした。
でも見れたからいいんです。
思えば、朝にホテルで「あっテレビにNetflixあるじゃん〜」とか言って斉木楠雄見てた時間が惜しかったな…という気もしますが、良いんです。斉木たちの修学旅行も含めて、全部旅の思い出です。
そして、自生するサボテンとポツポツ点在するトゥルッリを横目に、 Bari Centro へとんぼ返り(今度は直通)。
移動2
Bari Centro -> フェリー
一応港へ行くバスがあるっぽかったですが、もうどうせ間違えるんでタクシーで行くことに。
フェリーは 21:00 でしたが、2時間前にチェックインしないとチケットが無効になる、と怖いことが書いてあったので、ちょっと焦ってました。
さて無事にポートにつき、インフォメーションのお姉さんにチェックインの場所を聞く。
お姉さん:you should take the bus, which is totally orange, without the number, for free, and get off at Marisabella Place.
私:ok ok でもバス停の名前が不安だから、紙に書いてください
お姉さん(紙に書く):TOTALY ORANGE ..
私:ah, no, I know the color, but the name of the bus stop ...
お姉さん(紙に書く):WITHOUTH THE ..
私:NUMBER, yes, I mean ..
お姉さん(紙に書く)NUMBER AND IS ...
私:…
良い人でした。
というわけで、完全にオレンジで番号のない無料のバスに 5分~10分ほど乗ると、指定のバス停に着きます。バス停の名前がわからなくても、旅行者っぽい人が皆降りるので大丈夫と思います。
フェリーのチェックインカウンターがずらっと並んでます。
窓口でパスポートと予約した時に届くメールを出し、正式なチケットを受け取ったら完了。
搭乗はすでに可能、最終搭乗は 20:00 と言われましたが、チケットを後でよく見たら 20:30 でした。
しかし、謎システムです。
船に乗るには、また元来たところに戻らなくてはいけないのです。
何故、チェックインのためだけにここに連れてこられるのか?特に売店があるわけでもないのに??ていうかここまで連れてくるなら売店くらい作れよ??
しかもバスは1台しかないらしく、一度見送ると次に来るまでに待たされる…。
何もない…。
虚無を感じながらバスに乗り、ポートへ戻り、売店でパンを買ったりお酒を買ったり ATM でお金を引き出したり、で、頃合いの良い時間になります。
フェリー
夜間フェリーは初めてです。
乗るときは、飛行機さながらパスポートだして荷物検査をします。
我々が乗ったのは Jadrolinija(ヤドロリニヤ)の船でした。
https://www.jadrolinija.hr/en/ferry-croatia
1人1万円くらい…?部屋を取らなければもっと安いです。
(遠くに見えてるのが乗るフェリー。ぱっと見は普通のフェリーです。)
このフェリーの内部ですが…
なんて東側陣営レトロ…!
冷戦時代の東欧バカンス感がすごい。ネオンサインが一々古臭くて可愛い…
部屋の写真は撮り忘れましたが、二段ベット1つ、シングルベット1つでした。両ベットの間は人1人通れるくらい、決して広くはないですが、狭くもないです。
そして部屋がない人たちが、船のそこらじゅうで自分でマットを敷いて寝ています。
部屋は昭和感満載ですが、夜景は綺麗です。ビールもここで売っているので、ゆっくりお酒を飲むこともできますね。ロマンチックですね。
21:00 になっても出港しないので外で涼む人々。
なおこのフェリー、フェリーにしては揺れます。なんていうか、波で揺れるというか、バスみたいにずっと振動してます。エンジンかな…。
全く期待しないで乗ったんですが、結構楽しかったですし、寝れました。